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マンションの新しい工法〜梁・柱のないスッキリとした生活

新築マンション購入

マンションのお部屋を占領している梁・柱

マンションの場合、部屋に何も入っていないまっさらな状態で部屋の中を眺めても、ボコッと突き出たものが目に入ります。天井に沿って突き出ている梁、壁の隅に張り出している柱です。 これらが邪魔をして、家具のレイアウトが思うように行かない、ということはよくありますが、部屋を決めてしまった以上、絶対に動かせないのがこの梁・柱です。

何とかこうした梁や柱を目立たせないために、それらがある部分に部屋の仕切りやクローゼットを造ったり、ピクチャーレールやカーテンレールを這わせてみたりと、マンションの製造業者はこれまで様々な工夫を凝らしてきたものの、空間を狭めるものであるという根本的な性質は変わりませんでした。とはいえ、梁も柱もマンションを支える大変重要な要素であり、構造上なくすというわけにはいきません。たとえ闇雲に減らそうとしても、それこそ欠陥住宅になるだけです。 こうして、マンションの構造と快適な居住空間問題は矛盾を抱えたまま、今日まで密かに大きな課題を抱えてきました。

梁・柱がない?新しいマンション

そのゴールの見えなかった快適居住空間問題に、ここへ来て一筋の光が見えてきました。 それが、昨今じわじわと新築マンションに取り入れられているある工法を取り入れ、梁・柱を極力なくしてしまうという、画期的なマンション技術です。その工法とはボイドスラブ工法、そしてアウトポール工法です。

■ボイドスラブ工法

通常よりも厚いスラブ暑さのあるコンクリート床スラブの中に円筒状の穴を開け中を空洞にしてボイド管を通し、それ自体で床や天井を支えます。スラブ全体が梁の役目を果たすので、梁をなくしても強度が保てる、というわけです。部屋に梁がなくなるということで大変人気の工法ですが、スラブを厚くするために、当然ですが従来よりも階高を高く確保する必要があるため、コストも高くなりがちではありますが、すっきりとした居住空間を享受することができます。

■アウトポール工法

次は柱を目立たなくする技術です。従来、室内に張り出していたコンクリートの柱型をバルコニー側や共用廊下側に出してしまいます。これだけのことですが、室内には柱型がなくなりスッキリ。床に置く家具の自由度がグッと高まります。 一般的なアウトポールはバルコニー側に柱型をそのままずらした工法で、逆張りアウトポールというと柱型を逆梁に設置します。またダブルアウトポールというと、バルコニー側と共用廊下側の両方に壁型を出してしまうため、ほとんどの柱が外にせり出し、どの部屋もスッキリ、という状況が実現します。

これらを複合的に用いることで、「梁・柱のない部屋」を実現することが可能になります。やはりコストはそれなりにかさみ、それが物件価格に乗ってきますが、その分、居住空間の有効利用や快適性が保てるというわけです。 とはいえ、梁・柱のない部屋は使い勝手もかなり良くなるので、今後はこれらの工法を用いたマンション設計が主流になってくるのではないでしょうか。

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