【2】部屋を借りるための情報収集
家賃の設定
部屋を借りる際、一体いくらくらいの物件なら生活に負担なく、借りられるのでしょうか。 無理なく払える家賃の理想は、給料の手取り30%〜40%くらいと言われています。 その予算内で、借りられる地域や沿線、物件を探し始めるというのが賢明です。
地域・沿線を絞る
通勤・通学などに便利な地域や沿線を選ぶことになると思いますが、同じ沿線でも、例えば急行が止まる駅や、駅から近ければそれだけ家賃は高めになります。歩くのが負担でない人は、急行が止まる駅と次の駅の中間くらいの、多少は歩くけれども便利な街、という選択肢もあるでしょう。
家賃相場を知る
希望の駅や沿線を決めたら、賃貸情報誌や賃貸サイトなどで、その近辺の物件情報を見てみます。賃貸物件は足が早いので、情報誌やサイトに掲載されている時点で既に成約されてしまっているということもありますが、多くの情報を見ることで、家賃相場を知ることが出来ます。
アパートとマンション
一般的に、木造や軽量鉄骨造の準耐火構造の低層物件(主に二階建て)をアパートといいます。低層なのでエレベータはなく、管理人がいないことが多いため、管理費も安めです。
一方、マンションとは、鉄筋コンクリート造または鉄筋鉄骨コンクリート造などの耐火構造の集合住宅のこと。高層住宅も建てられ、遮音性も高く、アパートよりも高級感があります。 家賃相場を見ると、アパートはマンションよりも2割ほど安いと言われています。
賃貸物件情報を集める
まずは、賃貸サイトで物件検索をしたり、街中においてあるフリーの賃貸情報誌などで物件情報を収集することになると思いますが、先述したとおり、掲載されている物件情報は、既に借主が決まっている、ということも多々あります。そういったメディアでまず情報収集をしたあと、気になる物件を掲載している不動産会社に問い合せたり、あるいは希望の沿線・駅のそばの不動産会社に訪問し、メディアには掲載されていない情報を得る、といった手順になるでしょう。