「不動産屋が言わないこと」とは?
営業マンの会話の8割はセールストークです。
物件の良いところを聞くことも大切ですが、それ以上に悪いことを聞かなくはいけません。
不動産に掘り出し物はありません。
特に相場よりも安い物件には何か原因があることがあります。
営業マンは知っていても、悪いことを言わない傾向があります。
ましてや、お客様が物件に感度を出している時は言いづらいようです。
それでは、不動産屋が言わない悪いことベスト3とは?何でしょう。
それは、
1、売却理由に問題あり
2、近隣とのトラブルあり
3、周辺環境に難あり
の3つです。
「買い替えと聞いていますよ。」と言う営業マン。
でもそれは、売却理由ではありません。
なぜ、売却をするのかが問題です。
1、売却理由に問題がありとは、
例えば、過去にその物件の場所で事故や事件があったり、
建物に問題がある場合などです。
重要事項説明では、明記しなければなりませんが、
知っていてもぎりぎりまで話をしてくれないことがあります。
2、近隣とのトラブルとは、
境界のことで隣地ともめている場合や、私道の通行や掘削のことで
私道所有者ともめている場合など。
他にも、騒音やゴミのことなど様々なトラブルが考えられます。
このようなトラブルが原因で売却をする場合などは重要事項の説明書にも書かれていないことがあります。
3、周辺環境の難とは、
変電所や火葬場、墓地、ゴミ集積場などが近くにあると
心理的に抵抗がある方が多いので話さない傾向があります。
また、地域の防犯性や水害などの被害、計画道路なども早く知りたい内容ですね。
セールストーク、つまり物件のメリットばかり聞かされることが多いと思いますが、正しい情報を早く知ることが大切です。
契約後に知ったのでは遅すぎます。
重要事項の説明も契約当日に行うことが多いですが、事前に書類を確認するようにしましょう。
情報提供
住まいのLifeコンシェルジュ
住まいのLIFEコンシェルジュは不動産の実務経験豊富なファイナンシャルプランナーが、無料で住宅購入の疑問、不安を解消する相談窓口です。