驚異の「壁式工法」建築
ご存知でしたか? 鉄筋コンクリート(RC)構造『壁式工法』。
鉄筋コンクリートはコンクリートと鉄筋とが一体となった構造で、RC造とも呼ばれています。コンクリートは圧縮には強く引張りには弱い材料ですが、逆に鉄筋は圧縮には弱く引張りには強いという性質を持っています。木造と比較してコストは多少かかりますが、耐久・耐震・耐火・防音など、どれをとっても性能が優れ、都市部の密集地域には最適な構造とされています。
一般に、鉄筋コンクリート構造に柱と梁を一体化して骨組を作ったものを「ラーメン構造」といい、柱がなく壁と床だけで建物を構成したものを「壁式構造」といいます。
柱で支えるのではなく、壁で支える構造の「壁式工法」は、内外装の自由度と可変性に優れ、柱型や梁型がないので部屋内がすっきり見え、広く感じさせます。
また、鉄筋コンクリートの表情や素材感が引き立つ工法とも言えます。
何より、安全面でも他構造に比べて耐震性に優れているのです。
●参考資料:
「壁式鉄筋コンクリート構造の被害は一般に小さく、ほとんどが無被害または軽微に属する被災程度である。これは震度7の地域についても言え、すぐ近くの建物が被災度判定上大破や倒壊であっても、壁式鉄筋コンクリート構造にはほとんど被害が見られないといった事例は数多くある」
(出所:社団法人日本建築技術者協会編 平成7年阪神・淡路大震災建築震災調査委員会中間報告より抜粋)
「RC壁式構造は他構造と比較して、優れた耐震性能を持つ構造であると判断できる」
(出所:嘉島都市防災研究会編著 鹿島出版会 建築物の地震被害より抜粋)
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