オーストラリアの不動産ローン
オーストラリアも日本や他の国々同様、不動産購入時にはローンのお世話になるという方がほとんどではないでしょうか。現金が不足しているからローンを組むという方はもちろん、例え十分現金を持ち合わせていても、円安時の為替リスクを軽減させるため、わざとローンを組む方もいらっしゃいます。
不動産のローンは、大きく分けて2つあります。 個人法人問わず、居住目的で不動産を購入する時に使用する居住用ローンと、もう1つは投資目的に不動産を購入する時に使用する投資用ローンです。
まず、オーストラリアで外国人が不動産ローンを組む場合はFIRB(連邦投資査定機関)という外国人向けに不動産投資を管理する公的機関による不動産購入許可の承認が必要となります。開発物件ですと既に開発業者で一括でFIRBの承認を受けている物件もありますし、観光リゾート法の指定を受けたエリア内にある物件もFIRBの許可は不要です。
次に、承認されますと銀行あるいは金融機関を通じてローンを組む際に、様々な書類を審査のため、用意することとなります。それら必要書類の作成、提出には、ご想像以上の時間と労力がかかります。源泉徴収票、日本でのローン支払い明細書(住宅、車、クレジットカードなど)、通帳のコピー、残高証明証、パスポートのコピー、今列挙しているのは本の一部です。その企業、個人によって、またオーストラリアの金融機関によって追加要求される書類は違います。いずれにせよローンが下りるまで1ヶ月程かかります。
住宅ローンの融資額ですが、銀行ですと、その不動産購入価格の60%から70%、プライベートな金融会社ですと80%位までを貸してくれるところもあります。利率は6〜8%と日本に比べ高くなっています。固定金利、変動金利、また短期、30年ローンなど日本と同様、様々な商品が見受けられます。投資用ローンですとその対象物件の利回りにより借入金額や利率が変わります。頭金ですが銀行だと購入金額の40%、ノンバンクあるいは大手不動産会社のローンでしたら15%から20%で済むこともあります。
日本の「オーストラリア・ニュージーランド銀行」の「不動産担保ローン」(www.anz.co.jp)はオーストラリアのローン金利より低い金利を提供しています。しかしながら、この商品は円建て融資ですので現在の為替相場を考慮する必要があるでしょう。
不動産購入を決めて契約してからよりも、事前にどういう書類が必要なのか、どういうローンが自分の生活設計に適しているのか、銀行や不動産業者を通して調べて知っておくことは、不動産を購入の際の判断にも役立つのでお勧めします。
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